令和3年度 第1回大分認知症ケア事例研究会ご案内
日時 : 令和3年12月9日(木曜日)
13時00分~16時30分
場所 : 別府市大字鶴見字中山田1068番地の1
総合ケアセンター泰生の里[別府]
事例発表 : 13時00分~14時30分
「 転倒・転落防止に離床センサーを使用した事例 」
発表者 :社会福祉法人 泰生会
別府ナーシングホーム泰生園 介護主任 安部 哲郎
講義 : 14時45分~16時30分
「 転倒・転落を防ぐためにできること 」
講 師 :特定医療法人社団春日会 黒木記念病院 診療看護師 原 光明
認知症ケア専門士単位取得:3単位
参加費 : 無料
定員 : 会場参加 30名 オンライン参加 50名
■ チラシ・申込書(3ページ目)
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日本福祉文化学会 九州ブロックの活動
社会福祉法人 泰生会
理事長 雨宮 洋子
「福祉文化」「地域文化」「文化福祉」「個々の文化」を求め一人一人が幸せな生活が送れるように、福祉を生活文化と捉え研究会を行っている。
参加者は介護支援専門員、看護師、ケアワーカー、社会福祉士、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、地域包括支援センターの職員等で地域ケア、高齢者ケアに関わる職種の人たちが中心である。「事例検討会」の進め方は午後4時間の時間を取り前半に事例提供者の発表とその事例のグループ討議を行いファシリテーターがまとめる。日常の生活(ケア)の中で困ったことや意見交換したいと思う事例を提供してもらい、その事例を中心に多職種がディスカッションを行う。後半は外部講師に依頼し前半の事例に関連した講義をお願いしている。この方式で30年が経過している。
事例提供は個人の特定が出来ないように倫理に基づき行うことが原則である。狭い地域の中では個人を特定することも可能であるため特に配慮が必要である。
福祉とは「一人一人の生活の幸福を止める(とどめる)こと」と恩師の一番ケ瀬先生は言われていた。私がこの学会に魅かれたのは福祉を「文化的視点」で捉え考えて行こうとする人々の集まりであったからである。福祉を「心」の優しさ「温かさ」のみで行うのではなく、一人ひとりの一番良いケアの方法を見つけ出す事、例えば「楽しいこと」を考えてみてもその楽しさは各々違う視点で出てくる。楽しさの感じ方は様々である。それによって一人ひとりの方法や手法が変わってくる。
介護保険制度が始まり18年が経過しているが高齢者、家族、介護者、地域の変化がみられている現状において介護保険から外れている「文化的活動」が職員の忙しさや人手のなさから消えつつある。福祉文化の活動は生活に潤いを与え、楽しいと感じ、生きる希望を持つことができるように必要とされる時が来たと感じている。福祉現場の忙しさの中で事例検討会を継続していく困難さもあるが職員の悩んでいることや解決の難しい事例の提供によりいろいろな人の意見を聞くことにより違う方向から解決できると考えているためこの会を存続させていきたいと願っている。
日本福祉文化学会九州ブロック熊本大会報告
地域との豊かな関わりを通して~福祉と文化ある暮らしを考える
2017年10月21日(土)に地域密着型特別養護老人ホーム天寿園NeOにて日本福祉文化学会九州ブロック熊本大会を開催致しました。
今回の内容はまず熊本地震の体験を【「福祉避難所」の開設と活動】・【地震被災後の食事提供の工夫と実践】として2例実践報告を行いました。
特別講演ではアール・ブリュットパートナーズ熊本代表 西島喜義氏より「アール・ブリュットってなに?」をテーマに講演。アール・ブリュットとは「自然のままの・加工されていない生の芸術」で伝統や流行、教育などに左右されず、自分自身の内側から湧きあがる衝動のまま表現した作品をいいます。具体的にたくさんのアール・ブリュットの作品を作者の人柄も交えながら、紹介していただきました。障がいのある人たちの自立と社会参加の取り組みの様子が分かりました。
また記念講演では日本福祉文化学会九州ブロック担当理事 日比野正己氏より「アンパンマン学と福祉文化」をテーマに講演。起立・礼から始まり、アンパンマンの「なんのために 生まれて なにをして 生きるのか」「なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ」を歌詞を通して福祉・文化・平和・人生と子ども向けと思っていたアンパンマンの歌から大きな学びを感じました。
福祉文化の実践報告では【ボランティア活動と地域交流】・【天寿園NeOにおける文化のある暮らし~地域交流活動~】・【人生の看取り その人らしく~天寿園のあゆみ~】を発表しました。座長の日本福祉文化学会事務局長 前嶋元氏の進行により、ボランティアの広がりの工夫や活動の取り組みなどに関して会場の皆様からも多くの質問やアドバイスをいただき、意義深い報告会になりました。
歓迎でご入居者の歌あり、ご家族のお手伝い、地域のボランティアによるだご汁(熊本の郷土料理)のおもてなしなど、スタッフだけではなく天寿園NeOに関わるたくさんの方々のご協力で無事終わることが出来ました。
今後も日本福祉文化学会の益々の発展と振興、たくさんの人と福祉と文化の大きなネットワークが繋がっていくことを祈念申し上げ、九州ブロック大会の報告とさせて頂きます。
平成29年11月11日
社会福祉法人寿量会
地域密着型特別養護老人ホーム天寿園NeO
施設長 村上 まゆみ
日本福祉文化学会九州ブロック長崎大会 テーマ「福祉文化の豊楽美な創造~ほかにわ共和国10年の実践~」
日時:2015年11月15日(日)10:00~12:00(見学)
13:00~16:30(講演と実践報告)
場所:ほかにわ共和国「惟神紀年舘」(権田公園隣)
詳細はチラシを参照ください。
チラシ(PDF)
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第3回 九州ブロック大会 宮崎大会開催報告 『テーマ 福祉文化と観光バリア・フリー(サミットin宮崎)』
第3回日本福祉文化学会九州ブロック宮崎大会報告
宮崎大会長 岩浦厚信(日本福祉文化学会九州ブロック幹事)
大会は、宮崎市バリアフリー検討委員会との共催で、「第7回観光バリアフリー講座」も兼ねて2009年3月14日(土)カリーノ宮崎ガガエイトコミュニティホールにおいて開催されました。大会テーマは「福祉文化と観光バリア・フリー~だれもが住みよく行きよいまちをめざして」です。宮崎市バリアフリー検討委員会は、民間10団体と市役所4課の協働で活動する団体で、これまでに宮崎市の観光地や商店街等の点検調査活動を行い、そのバリアフリー情報をホームページ
(http://www.miyazakikanbari.com/)やブログ(http://miyazakikanbari.miyachan.cc)で情報提供を行っています。また大会当日は、「宮崎観光バリアフリーマップ~宮崎市編」完成発表の場にもなりました。
日比野講師講演福祉文化サミット
講座では、日比野正己講師(長崎純心大学現代福祉学科教授)が「福祉文化と観光バリア・フリー」と題して、福祉文化とは何か、観光バリア・フリーを進めるにあたってのヒント、この講座の後半の福祉文化サミットの予告編を分かりやすく講演していただいた後に、パネリスト4名(志賀俊紀氏、米満淑恵氏、馬場清氏、岩浦厚信)による意見発表、そして、「福祉文化と観光バリア・フリー」をテーマにして福祉文化サミットを行いました。コーディネーター日比野氏が軽快に4人のパネリストとのやり取りを行い、知的障害者や認知症高齢者の旅行、先駆者の築いた障害者の旅行、宮崎市の観光バリアフリーの取り組みのことなどが楽しく分かりやすく深く展開されました。会場が元映画館であるため、映像を交えての楽しい会となりました。参加者から「感動的な話を聞くことができて有意義だった。」という意見があった反面、「もう少し広い会場で多くの人に聞いてもらいたい。」という意見があり、参加者が少なかったのが大きな反省点ともなりました。
しかしながら、宮崎で開催した初めての日本福祉文化学会のイベントであり、大会では参加者に感動を与えることができて、宮崎において福祉文化活動をすすめるための第1歩になったと確信しています。
第3回 九州ブロック大会 宮崎大会開催概要(PDF)
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第7回 観光バリアフリー講座チラシ『テーマ 福祉文化と観光バリア・フリー(サミットin宮崎)』2009年 3月14日
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